月に地下洞窟のような空洞が発見されたのは2009年。日本の月探査機セレーネ(愛称「かぐや」)により、直径100m、深さ100mあると思われる巨大な縦孔が発見され、そこには横穴が広がっていることが明らかになりました。
月の表面は、昼は摂氏110℃、夜は-170℃にもなります。大気はなく、宇宙からの放射線や、隕石などの飛来物が降り注ぐ、とても危険な環境です。
人類が月に拠を構える。その場所として、月の地下洞窟である溶岩チューブは、宇宙からの飛来物を避けられる、また月表面のような温度差も緩和される、理想的な場所だと考えられます。
月の地下洞窟、溶岩チューブの探査と拠点構築のために、私達は小さなロボット達の集団を送り込みます。
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中央大学理工学部 研究開発機構
國井ムーンショットプロジェクト